就農して16年が過ぎた。
これまで妻と二人三脚でやってきた。
妻は鬼のように強い女性だが優しい女性でもある。
性差による得手不得手があるのは当たり前で、どんぶり飯を2杯ペロリとカッ食らうパワー系アルバイト君と同性の私もしかりだ。
しかし彼に来てもらうようになり、やりたかった事や案件がここ2、3ヶ月で次々に達成していく。
日々があっという間でもありとても充実した日々でもある。
農業は年に一作の農作物がほとんどでその為収穫までは経費のみが湯水のように流れ出ることになる。
今回ビニールハウスで何作も作れる作物を作りながら、別の年一作の作物の管理に余り手が掛からないよう、井戸掘りから自動灌水のシステムまでをパワー系アルバイト君と妻と3人で作り込んだ。
さあ!これからだ!
何を作ろうか!ワクワクしている!
老若男女が働ける職場環境を整えて皆んなが楽しく仕事が出来るようになれば、人の雇用の問題や売上アップ等多くの課題を達成出来る気がしている。
我々は人々の食に関わる仕事をしている。
お腹を満たしている。
美味しくて太るわー!とか食べ過ぎてしまうわー!と言われると嬉しくて仕方ない。
さらに心を満たすような変革が必要なのではないか?とこのコロナ禍において模索を続ける日々である。