探検者から挑戦者へ

あけましておめでとうございます。2020年の最初の投稿です。昨年末に断捨離を始めました。きっかけはドクターコパさんの記事を読んだ私の妻が「3年以上使用していない物には悪い気が溜まり運気が下がるらしいよ」と言い出した一言。

最初はしぶしぶ某フリマアプリに出品を開始。農業を始める前に百貨店で時計や高級宝飾を販売していたこともあり、その頃上司に言われていたのが「いいものを身に着けていないと本物を知っているお客様には高級なものを買っていただくことはできない」というアドバイス。

それもあり身に着けていたものは比較的高級と呼ばれているブランドのものが多かった為、スーツ等は処分したもののまだまだたくさん小物やバッグ、洋服が残っていた。

しかも妻のアイテムより多く(笑)しばらくするとフリマに出品した1つ1つの商品に質問が!その質問や値引きの交渉に対応しているとサクサク売れる売れる(笑)それに気をよくした私は次から次へと出品を開始。

もちろん値引き交渉に対応するため同じアイテムの価格をリサーチし、写真の撮り方、商品の説明、最終販売価格等を綿密に練りこんで。そしてついに来たる大みそか、30前に購入した時計を売ることを決断。

若い頃お世話になった時計だが今現在プレミアがつき高額で取引されている模様。農業を始めたころは傷を付けたくなくて大事にして仕事では着けていなかったが「この時計はスポーツ時計。アウトドアで使ってこそ真価を発揮するし、この仕事だからこそ使わないのはセコいしカッコ悪い」というまたしても妻の一言で農作業中も使用することに。

毎回毎回いらん事を言うなぁと思いながらもカッコ悪いのか?というプライドが目覚めて従う事に。それから数年後オーバーホールに出すと「一体何の薬品使ってんの?時計ボロボロになるよ、このままじゃ」と時計屋さんに言われた。

そういや肥料散布も農薬散布もつけていたな。ってことでまたもやお蔵入り。それから10年以上ほとんど使用することもなく眠っていた。

その時計を2019年の最後の日に査定に出すと買った時とほぼ同額の査定が!ハイハイ売ります売ります!即決で。

そしてその時ふと思った事が「何かわからないけど一区切りついたような気がする」という不思議な気持ちである。

何かを捨てれば何かを得る。年末に仕事の中でも麦の生産をやめるという大きな決断をしたこともあり、仕事・プライベート両方で大きな断捨離を行った2019年の年末である。

2020年は昨年捨てた分何かを得ようと思う。まずはワークマンへ行かねば!