環境と耐性

今日は令和になって最初の節分の2月3日。節分とは季節を分ける前日ということで、明日が立春となり、今日までが冬だということです。雪はまだですが……ところで話は変わるのですが2日前までお腹を下していました。

1月12日から2月1日まで3週間もの長い間。実は1月8日から13日までベトナムに行っていました。佐賀大学農学部のJICAのプロジェクトに参加させてもらって。

理由は近々ベトナムでの事業を計画しており、その下見の為に参加させてもらったのです。大学の先生は英語もしくはベトナム語が堪能で、零細企業の当方としては少しでも通訳を雇う経費を節約したいと思い無理矢理先生に頼み込んだのです。

先生は私が教え子ということもあり快く承諾。一緒にベトナムに入りました。8日から10日までは順調にJICAのプロジェクトをこなして無事に終了。

翌11,12日は当方の下見に先生と同じく一緒に手出しでベトナムにやってきた農家仲間の3人でJICAのプロジェクトメンバーとは別行動。

11日の午後から視察に行った農家で鳥料理ををふるまわれました。しかしそこは水道も通ってなさげな田舎。しかも鶏料理は骨から身離れしないような感じで何かヤバそう。

でも見てしまった聞いてしまった、

ガスコンロで鍋料理をしてくれた時のガスボンベを見るとサビている、ほぼ使用されていない様子…しかも鶏を朝絞めてくれたらしく最高のおもてなしだとわかってしまうじゃない!食べないわけにはいかない!この厚意を無下にはできない!いただきます!そして翌日からです始まったのは……

先生と農家仲間はスモーカーでしょっちゅう席を外していて、当方の下見のために来てくれているのを考えると自分が頑張るしかない、食うっきゃない!ってことで頑張りましたよ自分なりに。それでも3人ともヒットしてしまいました。帰国してその日に病院へ直行。

「急性腸炎だと思うけどコレラかもしれないから便を検査するね。あ、薬は出すけど下痢は悪い菌を出すから止めないよ」ということで3週間かかりました。幸いコレラではなかったですが。

一緒に行った2人はすぐに回復していました。一緒に行った先生は年末もベトナムに行っていて1週間してまたベトナム。それでもすぐに回復していた。現地の人たちも全く問題なく普通にそういう環境で生活を営んでいる。

厳しい環境に置かれることで人は耐性が付き強くなるという事を改めて感じることができたのでした。

春が来る!腸内環境も整い、いいスタートがきれそうだ!